美容外科のプチ整形は確かに「切らずに治す」ものですし、外科的治療に比べてぐっとお手軽に、短時間で済むことから、いわゆる「スローな治療」という印象を与えるのでしょう。いまだにエステティックサロンの治療とそれほど効果が変わらないのでは、といった誤解をなさっている方が多いようなのです。だとしたらそれはとんでもない間違いで、むしろ今、多くの美容外科のドクターが積極的にプチ整形の技法を治療に取り入れているという点に注目していただきたいのです。
このプチ整形と呼ばれるジャンル、治療法にメスを使わないというだけで、根本的原理、根拠は外科的な美容外科の治療と何ら変わるところはありませんし、むしろ美容外科の最先端技術が凝縮されていると申し上げても過言でないのです。ではいったいどのような医学的技術がプチ整形の中に生かされているのでしょう。それこそが現代医学の最先端、再生医療の思想と研究成果なのです。
美容外科の世界ではものすごいスピードで研究が重ねられ続けていて、特にアンチエイジング治療の分野においては、再生医療のノウハウが積極的に採り入れられています。これは治療を受けるユーザーの年齢を考慮すれば、肉体への負担を極力低減させていくのが理想であるとする、美容外科の信念です。そしてそのノウハウが最も生かされているのがプチ整形の各種治療であるわけなのです。
プチ整形を行っている美容外科のクリニックでは、若年齢層に向けての治療とともに、高齢者のアンチエイジング治療に対して、プチ整形の技術を積極的に採用しています。すでに雑誌などで有名なヒアルロン酸注射、コラーゲン注射といったものも、現在では遙かに進化を遂げていて、用いられるヒアルロン酸の分子組成そのものを見直し、より長期にわたって効果が持続するようになったばかりでなく、肌細胞の自己再生能力を促進させるような治療も並行して開発されています。
美容外科ではボディデザインなどの全身美容については、これまで脂肪吸引治療など、外科的なアプローチで物理的な治療が行われてきましたが、ここにもプチ整形のノウハウがどんどん生かされ、実用化されています。この場合は、やはり薬液を患部に注入することで余分な脂肪細胞を溶解させ、自然に体外に排出させてしまうという画期的な治療技術が確立されているのです。この他にも、プチ整形の分野で行われるアンチエイジング治療は、もはや不可能は無い、と言えるほど完璧に近づいています。
美容外科の参考情報 → http://www.veriteclinic.com/vnews/